中高年の足の疲れは「偏平足」が原因かも?足の使い方を見直して健康寿命を伸ばそう。

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最近、歩くと足がすぐ疲れる、足の裏が重い、そんな悩みはありませんか?
それ、もしかすると「扁平足(へんぺいそく)」が原因かもしれません。

扁平足とは、足のアーチ(土踏まず)が崩れた状態をいいます。
足のアーチは、体を支え、衝撃を吸収し、バランスを保つ重要な構造です。
このアーチが崩れると、足の疲れだけでなく、膝痛・腰痛・姿勢の悪化など、さまざまな不調を引き起こすことがあります。

なぜ中高年に偏平足が多いのか?

中高年になると筋力が低下し、体重が増えることで足のアーチを支える力が弱まります。
特に女性は靭帯の柔軟性が高く、男性よりもアーチが潰れやすい傾向があります。

また、現代人は歩く時間が減り、車や公共交通機関の利用が増えています。
歩行不足により足裏の筋肉が衰え、アーチが崩れてしまうのです。

偏平足が引き起こす主なトラブル

  • 足底腱膜炎: かかとに痛み。朝の一歩目が特に痛む。
  • モートン病: 第3趾と第4趾(中指と薬指)の間にしびれや痛み。
  • 足根管症候群: 内くるぶしの後ろから足裏にかけてのしびれ。
  • 外反母趾・内反小趾: 足指の付け根が「くの字」に曲がる変形。
  • ふくらはぎの疲労: アーチが潰れて推進力が筋力に依存し、筋疲労が増加。
  • 膝痛・腰痛: 足裏の歪みが全身のバランスを崩す。

日本と世界の「偏平足」人口

  • 日本人の約7割が、軽度~中度のアーチ崩れ(かくれ扁平足を含む)
  • 小学生の約30%がアーチ未発達とされ、成長期に増加傾向
  • 世界的には成人の約20~30%が扁平足傾向(WHO調査)
  • 高齢者(65歳以上)では約50%にアーチ低下が見られる
  • 女性は男性の約1.5倍の発症率

つまり、年齢とともに誰でも「アーチが潰れるリスク」があるのです。

足のアーチを守る!理想的な足の使い方

足の健康を保つには、まず「正しい足の使い方」を身につけることが大切です。

そのカギとなるのが、私が提唱している「真–二足歩行(しんにそくほこう)」です。
これは、人間本来の歩き方に戻す方法で、「かかとを少しだけ浮かせて歩く」歩行法です。

かかとを少し浮かせることで、足の接地面が「指先から足の中央」になります。
このとき自然と足先を使うことになり、歩くたびにアーチが整っていくのです。

さらに、足の筋肉がしなやかに動き、血流も改善され、
足の疲れが軽減するだけでなく、膝・腰・姿勢まで整っていきます。

まとめ

  • 足の疲れの多くは「アーチ崩れ=扁平足」が原因
  • 放置すると、腰痛・膝痛・姿勢不良など全身に影響
  • 「かかとを少し浮かせて歩く」ことで足の構造が回復
  • 正しい足の使い方が、健康寿命を延ばす第一歩

「腰痛になるのは仕方がない」という常識を覆す。

人類は腰痛にならないように設計されている。

ー その事実を解き明かす一冊。ー

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「腰痛は人類本来の力で防げます。薬や治療に頼らず、誰でも実践できる“真・二足歩行”で、生涯自分の足で歩ける未来へ」

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あなた本来の力について書かれた本です。

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「もう腰痛にならない」は腰痛にならないための著書です。

内容は、ズバリ「歩き方を元に戻す」ことです。

人類本来の歩き方をすれば「腰痛にならない」だけではなく「生涯、自分の足で歩けるように設計されている」ということが書かれています。

現在の高齢者の歩いている姿は、ポチポチとトボトボと歩いています。それは、青信号の間に横断歩道を渡り切れないほど、そうでなくても50歳も過ぎれば「昔のように全力で走ることができる」という人が何人いるでしょうか?

動物の世界をちょっと想像してみてください。

そんな状態ではとても自然界では生きていけません。他の動物に捕食されることは当然として、自分で食べ物を探すことも獲物を捕まえることすらできません。

人類も元々はそのような過酷な環境で生きてきました。そんな人類の体が年を取ると歩くことすらままならない。走ることもできない。そのような設計なはずはありません。

ちゃんと人類の足腰も「生涯歩ける。生涯走れる」ように設計されています。

私はその歩き方を本来の二足歩行という意味で「真・二足歩行」と呼んでいます。

当然、あなたの足腰もそのような作りになっています。

「真・二足歩行」で、私も60歳を過ぎても元気に走り回れます。

私の真似をしてみましょう。

これからの超高齢化社会、自分の足で歩き、健やかな生涯を送りましょう。

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池本 秀仁

健康寿命研究家
1964年生まれ、30歳の頃、父親から足心療術という足を使い身体を賦活させる技術を学ぶ。その後、独学で温熱療法や手技による施術などを研究する。しかしどんな療法をもってしても、患者さん自身が自分の力で健康になろうと思い生活しないと決して生涯健康ではいられないということを感じ、誰もが健康生活を維持できる方法を研究する道を選ぶ。
現在は偶然発見した「真・二足歩行」が腰痛以外にも様々な健康効果を発揮することを実体験しながら、その成果を一人でも多くの人に広める活動をしている。
>>私の詳細プロフィールはこちら

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