自分で努力せずに、医者や薬に頼っていては・・・

薬をいつも持ち歩き、朝、昼、晩と何種類もの薬を飲んでいる人を見たことはありませんか?
血圧を下げる薬、血液をサラサラにする薬、便を柔らかくする薬、眠りやすくする薬、などなど、
お医者さんから処方される薬を毎日飲んではいませんか?
しかし、ちょっと考えて見てください。
「血圧が高いから、血圧を下げる薬を飲む」一見当たり前の話の様ですが、血圧が高いのはどうしてでしょうか?そこには理由があるはずです。しかし、その理由はそのままにして、血圧だけ下げても実は何も解決していません。むしろ原因をそのままにしていては、その原因がほかの症状を引き起こすことになりかねないということを忘れていませんか?
薬はあくまでも、今の苦しみや痛みを取るためのもので、原因を解決するものではありません。
しかし大抵の人は、薬を飲むことで安心しきってしまいます。
サプリメントなども同様です。確かに不足しがちな栄養素はいくつもあるでしょう。高齢になって体内で生成する量が減っていくというのもうなずけます。
しかし、身体とは正直なもので、自分で生成しなくても、体外から運ばれてくると知れば、たちまち働かなくなってしまいます。
これは世の中の仕組みと同じで、使わなければ錆びていく、働かなくてもいいなら働かない、身体も同じなのです。
薬を否定しているのではありません。薬は必要な時に必要なだけ取る。それ意外な薬に頼らないという姿勢が必要だということです。

病院に行って診察を受ける、そして治してもらう。これも的の外れた話です。
もちろん身体に不調を感じて、どうして不調なのか不安になるものです。
原因を知るために、お医者さんに診てもらう。これはとても大切なことです。
現在、痛みがあり、それを何とかしてほしい。これも当然のことです。
しかし、お医者さんが治してくれる。。これはちょっと虫が良すぎます。
自分の身体は自分で努力してなんとか健康な生活を送れるようにするという気持ちなしにお医者さんに頼りっきりの姿勢ではどんな病気も良くなりません。
例えば、病院に行って「血圧が高いですね」と診断を受けます。
高血圧は様々な病気を引き起こす原因になります。ほっておいてはいけません。
自分でできることを知ることが最も大事なことです。
高カロリーな食事を減らす。塩分を控える。運動を始める。いくらでもできることはあります。
時間がなくても、自宅でほんの2~3分その場でジャンプするたったこれだけでも血圧を下げることはできます。
しかし、大半の人は、たった2~3分を割かないのです。
これでは、健康になるはずはありません。
健康寿命を延ばせない理由は、医者が悪いのでもなく、薬が悪いのでもなく、頼る姿勢が悪いのです。
自ら動く人しか健康寿命を延ばすことができないということです。

健康寿命を延ばすならまず歩くことから始めましょう。
健康寿命を延ばすのに最も簡単なことは、まずは「歩くこと」です。
人間は歩くようにできています。
歩くための構造に進化して、遠くまで歩けるようにできています。
そして、たくさん歩き、たくさん走ることで生き残ってきたのです。
食べること、寝ること、歩くこと、これが人間が絶対にしなくてはいけないことです。

この三角形を忘れずに繰り返していればたいていのことは凌げます。
現代人は、歩く距離は短く、歩くスピードは遅くなっています。
歩くことで体調を整えることができるようになっています。
一日に1万歩は、歩けないという人がいるかもしれません。
それは、実は年齢のせいではありません。歩き方の問題です。
歩き方が、本来の人間の歩き方であれば、もっと長い距離を、もっと早い速度で歩くことができます。
そして、それができればたいていの生活習慣病を回避することができます。
もしも、本当に健康寿命を延ばしたいと考えるのであれば、歩き方を学びましょう。
著書紹介

「もう腰痛にならない」は腰痛にならないための著書です。
内容は、ズバリ「歩き方を元に戻す」ことです。
人類本来の歩き方をすれば「腰痛にならない」だけではなく「生涯、自分の足で歩けるように設計されている」ということが書かれています。
現在の高齢者の歩いている姿は、ポチポチとトボトボと歩いています。それは、青信号の間に横断歩道を渡り切れないほど、そうでなくても50歳も過ぎれば「昔のように全力で走ることができる」という人が何人いるでしょうか?
動物の世界をちょっと想像してみてください。
そんな状態ではとても自然界では生きていけません。他の動物に捕食されることは当然として、自分で食べ物を探すことも獲物を捕まえることすらできません。
人類も元々はそのような過酷な環境で生きてきました。そんな人類の体が年を取ると歩くことすらままならない。走ることもできない。そのような設計なはずはありません。
ちゃんと人類の足腰も「生涯歩ける。生涯走れる」ように設計されています。
私はその歩き方を本来の二足歩行という意味で「真・二足歩行」と呼んでいます。
当然、あなたの足腰もそのような作りになっています。
「真・二足歩行」で、私も60歳を過ぎても元気に走り回れます。
私の真似をしてみましょう。
これからの超高齢化社会、自分の足で歩き、健やかな生涯を送りましょう。
一生 自分の足で歩きたいなら >>>Amazon
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