40年悩まされた腰痛が消えたー私が見つけた「人類本来の歩き方」

腰痛情報

こんにちは。健康寿命研究家の池本秀仁です。

私は14歳の頃から40年間、腰痛に悩まされてきました。
しかし今では、腰痛から解放されて6年が経ちます。

空手の練習中に始まった、長い腰痛人生

14歳の頃、空手の練習中にハイキックをした瞬間、腰に電気が走るような激痛が走りました。
その場で動けず、仲間の手を借りて整形外科へ。
結果は「異常なし」。電気治療と湿布をもらって帰るだけでした。

痛みは数日で引きましたが、その日を境に、私の腰痛人生が始まりました。
立ちっぱなし、中腰、長時間の車の運転、朝起きたとき──何気ない動作のたびに、腰痛が襲ってきました。

痛みを取ることはできても、「再発しない体」にはならない

30歳の頃、私は「足心療術」という施術を学び、師範資格を取得しました。
人の体を癒やす側に回り、自分自身にも施術を行いました。

反り腰の矯正、骨盤調整、ストレッチ、筋トレ……。
痛みを取ることはできても、結局また腰痛は再発しました。
「なぜ私は、何をしても腰痛になるのか?」その疑問がずっと頭から離れませんでした。

体力が落ちて気づいた「歩き方」へのヒント

50歳を過ぎた頃、体力に自信がなくなり、再び「つま先歩き」を始めることにしました。
以前は足がプルプルして1時間も持たなかったのですが、今回はかかとを少しだけ浮かせる程度にしたのです。

すると、何時間歩いても疲れない。
そしてある日、ふと気づきました。
「そういえば、最近腰が痛くならない。」

実験しても腰痛は起こらなかった

本当に治ったのか確かめるために、わざと腰に負担をかけるような実験をしました。

  • 立ちっぱなしで8時間作業
  • 中腰で8時間
  • 長時間の車運転
  • うつ伏せで寝る
  • ハイキックの練習
  • デスクワークや掃除の連続作業

それでも──腰痛はまったく起こりませんでした。
少し腰が重く感じても、一晩寝るとスッキリ元気。
私は確信しました。「この歩き方は本物だ」と。

なぜ、かかとを浮かせると腰痛が消えるのか?

私の考えはこうです。

  • 筋肉は柔らかく血流が良い状態であれば、自然に回復する。
  • かかと・膝・股関節が連動して衝撃を吸収・反発することで、腰が衝撃に耐える必要がなくなる。
  • 現代の歩き方(かかと接地)は、腰や腹筋まで緊張させ、疲労を溜める。
  • かかとを浮かせた歩行では、重力と体のバネを利用して、自然に前へ進む。
  • 歩くとき全身が軽く揺れ、筋肉が活性化する。

つまり、歩けば歩くほど体が回復していく歩き方なのです。

人間本来の二足歩行とは?

人間は「直立二足歩行」が特別だと考えがちですが、私はそうではないと思います。

鳥もコウモリも飛行機も、みな同じ原理で空を飛びます。
同じように、ダチョウやエミュー、恐竜も「弾性エネルギー」を使って歩いていました。

ならば、人間も同じ原理のもとに進化したはずです。
文化的な生活の中で“かかとを地面につける”ようになった結果、
私たちは本来の歩き方を忘れてしまったのではないでしょうか。

「かかとを少し浮かせる歩行」こそ、人類本来の二足歩行。
私はそう確信しています。

「それはあなただけの話では?」という質問に

よく聞かれるのが、「それはあなたにだけ起こったことで、誰にでも当てはまるわけではないのでは?」という言葉です。

確かに、骨格や筋力は人によって違います。
しかし、体の構造と機能は同じです。
構造が同じなら、原理も同じ。結果も同じです。

だから私は言い切れます。

あなたも腰痛にならなくなります。

まとめ──鍛える前に、思い出してほしいこと

腰痛を防ぐために筋肉を鍛えることは大切です。
でもその前に、「本来の体の使い方」を取り戻すことが大事だと思います。

私は40年間の経験を通して、ようやく気づきました。
歩き方を変えるだけで、体は自然に治る。
それを多くの方に伝えたいと思っています。


腰痛の原因は「歩き方」にあった?

長年、腰痛に悩まされてきた方の多くが「運動不足が原因」「姿勢が悪いから」と考えがちです。もちろんそれも一因ですが、実は見落とされがちな“日常の歩き方”にこそ、腰痛の根本的な原因が潜んでいることがあります。

私自身も14歳の頃から40年間、度々腰痛に悩まされてきました。どんな治療を受けても、どんな筋トレをしても、しばらくするとまた痛くなる──そんなことの繰り返しでした。

ところがある時、「かかとを少し浮かせて、膝を軽く曲げ、体をわずかに前へ傾ける」という歩き方を試したところ、驚くことが起きました。それ以来、一切腰痛が出なくなったのです。

腰に負担をかけない歩き方とは?

この歩き方は、決して特別なトレーニングではありません。力を入れず、ほんの少し「かかとを地面から離す」だけです。足の裏全体にかかる衝撃がやわらぎ、自然と体幹が安定します。

意識して歩いてみると分かりますが、腰や背中がふわっと軽くなる感覚があります。足の筋肉ではなく、体の「バネ」が働くようになるのです。

「正しい歩き方」よりも「自然な歩き方」を

一般的に言われる“正しい歩き方”は、背筋を伸ばし、視線をまっすぐにして、大股でテンポよく歩くというもの。しかし、それは人間が“考えて作った動き”であり、本来の身体の使い方とは少し違います。

人間が本来持っているのは、もっと柔らかく、しなやかに反応する「自然な歩行リズム」です。
かかとを軽く浮かせるだけで、そのリズムが蘇り、腰に余計な力を入れなくても前へ進めるようになります。

腰痛改善の第一歩は「歩き方の見直し」から

腰痛を治すには、特別な筋トレやストレッチも大切ですが、もっと大事なのは「普段の動作の質」を変えることです。歩き方が変われば、日常の姿勢が変わり、体のバランスが整います。

腰痛でお悩みの方は、ぜひ今日から「かかとを少し浮かせて歩く」を意識してみてください。
最初は違和感があるかもしれませんが、数日で体が慣れ、腰の軽さにきっと驚くと思います。

著書紹介

「腰痛になるのは仕方がない」という常識を覆す。

人類は腰痛にならないように設計されている。

ー その事実を解き明かす一冊。ー

もう腰痛にならない

「腰痛は人類本来の力で防げます。薬や治療に頼らず、誰でも実践できる“真・二足歩行”で、生涯自分の足で歩ける未来へ」

注意 これは西洋医学でも、東洋医学でない、ヨガでも、ストレッチでも、筋トレでもない。

あなた本来の力について書かれた本です。

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池本 秀仁

健康寿命研究家
1964年生まれ、30歳の頃、父親から足心療術という足を使い身体を賦活させる技術を学ぶ。その後、独学で温熱療法や手技による施術などを研究する。しかしどんな療法をもってしても、患者さん自身が自分の力で健康になろうと思い生活しないと決して生涯健康ではいられないということを感じ、誰もが健康生活を維持できる方法を研究する道を選ぶ。
現在は偶然発見した「真・二足歩行」が腰痛以外にも様々な健康効果を発揮することを実体験しながら、その成果を一人でも多くの人に広める活動をしている。
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